きのう何食べた?/よしながふみ”かやくごはん”
お鍋でごはんシリーズ、第3弾です。
続いてしまいますが「きのう何食べた?」から、かやくごはん。
マンガでは炊飯器で炊いていますが、今回もわたしはお鍋で炊きました。
前回の鮭とごぼうの炊き込みごはんもそうですが、味のついた炊き込みごはんって
おこげができてお醤油味がちょっと香ばしいくらいがおいしくないですか?
まずは炊き込みごはん。
シロさんの3合分のレシピはこちら。
まず、水加減は干ししいたけの戻し汁とお酒、白だしとみりんを加え、いつもと同じ水の量にします。
ですが、今回のように野菜やお水で戻した干ししいたけなど、結構水分の多い具が多い場合は
水加減を普段よりやや少なめにした方が良いですよ。味加減はお吸物より濃い目が目安だそう。
白だしがなければ、顆粒のかつおだしと少しみりんを多めにしたらいいと思います。
かやくごはんの具は以下を全てみじん切りに。
・干ししいたけ 3枚
・下茹でしたこんにゃく 1/3枚
・にんじん 1/3本
・たけのこ 1/4本
・油揚げ 1枚
・ごぼう 1/3本
みじん切りにした具をお鍋にどーんと入れて、こちらもいつも通りごはんを炊きます。
お米が見えないくらいたっぷりの具!炊きあがりがわくわくします。
炊いているときに、本当においしそうないい匂いがしてくるんですよね、炊き込みごはんって。
それからこの回のおかずを2品作ってみました。まずは肉豆腐。
サラダ油で豚バラスライス100g、くし形に切ったたまねぎ1コ分を炒めて
たまねぎに火が通ったらえのき1株を入れます。
味つけは酒とめんつゆ、みりん少々。最後にとうふ1丁を入れて火が通ったら完成。
水気はとうふから出てきます。仕上げに七味を振って。
シロさんのお料理って、本当にめんつゆを多用するのですが、こればかりはどうもわたしは苦手。
めんつゆを使うと、どれも同じ味になってしまうような気がするんです。常備していないし。
なので、わたしの味付けはお酒、お水、顆粒のかつおだし、しょうゆ、みりん、お砂糖。
もうひとつはキャベツとあさりとベーコンの蒸し煮。
シロさんレシピは2人分×2日分です。
春キャベツ1/3個はざく切り、ベーコン2枚は1cm幅くらいに切ります。
大鍋(と言っていますがフライパンでOK)に入れて、酒と水を50ccづつ。
キャベツがある程度煮えた所であさりを加え、これにバター2かけと
好みでおろしにんにくを入れて、貝の口が開いたらしょうゆ少々、
黒こしょうで味をととのえてできあがり。
ちなみにシロさんは砂抜きして冷凍して保存しておいたあさりを使っています。
あさりって冷凍保存できるんですね。
この回の献立、本当はこんな感じなのですが、今回はかやくごはん、あさりの蒸し煮、肉どうふのみ。
かやくごはんは動物性たんぱく質ゼロだけど、具だくさんで素材から出汁が出て優しい味です。
おかずに結構しっかり味の肉どうふがあったので、薄味がいい感じ。
おにぎりにしたりしても、おいしそう。だけど、その場合は炊くときにおしょうゆなどで味を足して
もうちょっと濃い目の味にしたほうがよさそうです。お好みで。
そして、おこげを作りたい場合は(お鍋で炊く場合)火を消す前に15秒くらい強火にしてから火を消すと
香ばしく炊けます。これはそれぞれのお家の火の強さによるのかも。
そしてあさりとキャベツの蒸し煮。これは、マンガどおりに作るとちょっとキャベツに火が通り過ぎます。
春キャベツはやわらかいし、火をつけてキャベツと一緒にあさりも入れてしまってよさそう。
にんにくがかなりいい感じです。
そして、これはパスタのソースにしたらきっととっても美味しいです!
今度はキャベツを少し細かめに切って、パスタソースとして使ってみようと思います。
ベーコンのピンク色がきれいで、バターと貝のスープが思いっきり楽しめそうですよ。
春の素材も美味しくたのしめるメニューです。
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