ピザパイくんたすけてよ/角野栄子(作)・佐々木洋子(絵) ”おばけピザパイ”
以前、このおばけのアッチシリーズで「スパゲッティがたべたいよう」の
お日さまいろのスパゲッティを作りましたが
今回は「ピザパイくんたすけてよ」からアッチのピザパイです。
アッチはレストランの屋根裏に住んでいる小さなおばけなんですが
このレストランにお客さんが来なくなってしまったので
アッチがお客さんをたくさん呼び戻すためコックさんになって
考えたメニューが、おばけピザパイ。
まずはピザ生地作りから。分量は6人分(天板2〜3枚分)
強力粉 …200g
薄力粉 …100g
砂糖 …10g
イースト …6g
塩 …5g
スキムミルク…20g
サラダ油 …大さじ2と1/2
仕込み水 …190g
イーストはドライイーストを使ってますが、仕込み水の分量から
少しだけ温めたお水にイーストを入れて、溶いておきます。
全て混ぜてこねて、40分発酵。20分ベンチタイム。
さて、おばけピザパイを作ります。
ひとつはトマトソース、もうひとつはバジルソースで。
いつもは最後にチーズを乗せると思いますが
今日はおばけピザパイなので、チーズはソースの上に乗せて
その上に具材を置いていくのがポイント!
さて、具材を置いたら180℃のオーブンで15〜20分でできあがり。
じゃーん!おばけピザパイのできあがり!!
いろんな具材がいろんなピザに変身しちゃう、おばけピザパイ。
とにかく、いろんな材料を用意して好きな形に並べれば
作るのも、できあがりを待つ時間も、とっても楽しいですよね。
ピザってソースとチーズさえあれば、何を乗せてもおいしいし
ピザ生地も全部混ぜて発酵させるだけなので、意外とカンタンなのがすてき。
思うように生地がふくらまなくても、それはそれで焼いちゃえばおいしいです。
(実際、今回はちょっと発酵が甘かったんです。笑)
アッチの大活躍で、おばけピザパイは大人気。
レストランにもたくさんお客さんが来てくれるようになりました。
このアッチのシリーズ、知らなかったんですが、その後
おばけのソッチ、コッチも登場していて
「小さなおばけシリーズ」として結構たくさんの作品がありました。
また新鮮な気持ちで、読んだことのない作品を探してみようかなと思います。
☆ ☆ ☆
そしてそして、7月になってから
この「おいしい本棚」のページビューがなんと50万を超えていました!
「お料理が趣味」ともいえないわたしが2010年6月からほそぼそと初めて約2年。
見てくださっているみなさまからコメントをいただいたりして
楽しく続けさせていただいてます。ありがとうございます。
これからも楽しんでいただけるような、おいしくて楽しい本や料理を
ご紹介していけたらなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
ピザパイくんたすけてよ (ポプラ社の小さな童話 25 角野栄子の小さなおばけシリーズ)
- 作者: 角野栄子,佐々木洋子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1981/07/01
- メディア: 単行本
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