縁側ごはん/河内遥”鏡餅のおかき、イモ判の残りの素揚げ、ラッシー”



以前ノイタミナで「夏雪ランデブー」をやっているのをチラっと観たり
友だちのおすすめで「関根くんの恋」(続きが気になる!)を
読んだりしてみた河内遥さんの作品。
「縁側ごはん」というタイトルの和みムードに
ひかれて読んでみました。ちなみにグルメ漫画ではないです。


おばあさんの形見の縁側のある古いお家に住むきいちのお話。
主な登場人物は姉、友だち、近所の高校生、その飼い猫、と
とっても小さなコミュニティの中の、のんびりした日常を描く連続短編。
昭和な子ども時代を過ごしてきたわたしには
きいちのセンス、わかるわかる!っていう共感。
毎年、家の柱に身長を刻んだり、日なたの縁側の感じとか。


 (縁側ごはん/河内遥p.18よりコマ引用)


お正月もとうに過ぎて、かっぴかぴに乾いた鏡餅
おかきにするきいちとお姉ちゃん。
今は鏡餅型の入れ物に、真空パックになった切り餅が入った
なんとも便利な鏡餅が売っているけれど
やっぱり、ちょっぴり気分が出ないですよね。
鏡開きでおしるこにしたり、七草粥に入れてみたり
こんなふうにおかきにしたり、
「ちょっぴり手間もかかるけど、その面倒臭さが楽しい」
みたいなのって、実は結構、いや、かなり好きです。



日当たりがよくて風通しのいい場所で
ひび割れるくらいかっぴかぴに乾燥させたお餅を
小さく砕くのですが、これが結構な労力でした。
テレビ観ながらのんびりやろうと思っていたら
かなり真剣に作業するはめに。乾燥が足りなかったか・・・。



がんばって同じくらいの大きさに砕いたので、後は揚げるだけ。
大きさは小指の先くらいと言いますか
揚げるとだいぶ膨らむので、小さめかなと思うくらいで。
  

ついでに年賀状のハンコにした
さつまいもとレンコンの残りも揚げるきいち。


(縁側ごはん/河内遥p.20よりコマ引用)



さすがにイモ判は作っていないので
普通に、レンコンとサツマイモを素揚げにします。
おかきはポップコーンみたいに「ぽんっ!」と膨らむのがおもしろいけど
急に膨らむので、油がはねるのに注意です。
かなり膨らむので、最初に入れる量にも注意。
入れすぎると、あふれます。



ちょっと少ないかなと思っていたけれど
いっぱいにおかきができました。
揚げたて、最高においしい。やめられない、とまらない。


  (縁側ごはん/河内遥p.21よりコマ引用)


そして、レトルトカレーをレンジでチンして
カレーディップにします。すごい、新鮮。
マンガでも言っているけど、かなりボリューム感たっぷりのおやつ。


(縁側ごはん/河内遥p.23よりコマ引用)


カレーだけに、お茶じゃなくてラッシーがベストマッチかも。
ラッシーって簡単に作れるし、おいしいし、気に入ったので
今後はいろいろ登場させよう。
牛乳、ヨーグルト、お砂糖をハンドミキサーで混ぜるだけだし
マンゴーとかフルーツを凍らせて入れてもおいしそう。



きいちのごはん、特別なお料理は全然出てこないけど
ひかれるのは、やっぱり「昭和」な縁側の雰囲気だからかな。


縁側ごはん (芳文社コミックス)

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関根くんの恋(1) (エフコミックス)

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夏雪ランデブー 1 (Feelコミックス)

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