縁側ごはん/河内遥”鏡餅のおかき、イモ判の残りの素揚げ、ラッシー”
以前ノイタミナで「夏雪ランデブー」をやっているのをチラっと観たり
友だちのおすすめで「関根くんの恋」(続きが気になる!)を
読んだりしてみた河内遥さんの作品。
「縁側ごはん」というタイトルの和みムードに
ひかれて読んでみました。ちなみにグルメ漫画ではないです。
おばあさんの形見の縁側のある古いお家に住むきいちのお話。
主な登場人物は姉、友だち、近所の高校生、その飼い猫、と
とっても小さなコミュニティの中の、のんびりした日常を描く連続短編。
昭和な子ども時代を過ごしてきたわたしには
きいちのセンス、わかるわかる!っていう共感。
毎年、家の柱に身長を刻んだり、日なたの縁側の感じとか。
お正月もとうに過ぎて、かっぴかぴに乾いた鏡餅を
おかきにするきいちとお姉ちゃん。
今は鏡餅型の入れ物に、真空パックになった切り餅が入った
なんとも便利な鏡餅が売っているけれど
やっぱり、ちょっぴり気分が出ないですよね。
鏡開きでおしるこにしたり、七草粥に入れてみたり
こんなふうにおかきにしたり、
「ちょっぴり手間もかかるけど、その面倒臭さが楽しい」
みたいなのって、実は結構、いや、かなり好きです。
日当たりがよくて風通しのいい場所で
ひび割れるくらいかっぴかぴに乾燥させたお餅を
小さく砕くのですが、これが結構な労力でした。
テレビ観ながらのんびりやろうと思っていたら
かなり真剣に作業するはめに。乾燥が足りなかったか・・・。
がんばって同じくらいの大きさに砕いたので、後は揚げるだけ。
大きさは小指の先くらいと言いますか
揚げるとだいぶ膨らむので、小さめかなと思うくらいで。
ついでに年賀状のハンコにした
さつまいもとレンコンの残りも揚げるきいち。
さすがにイモ判は作っていないので
普通に、レンコンとサツマイモを素揚げにします。
おかきはポップコーンみたいに「ぽんっ!」と膨らむのがおもしろいけど
急に膨らむので、油がはねるのに注意です。
かなり膨らむので、最初に入れる量にも注意。
入れすぎると、あふれます。
ちょっと少ないかなと思っていたけれど
いっぱいにおかきができました。
揚げたて、最高においしい。やめられない、とまらない。
そして、レトルトカレーをレンジでチンして
カレーディップにします。すごい、新鮮。
マンガでも言っているけど、かなりボリューム感たっぷりのおやつ。
カレーだけに、お茶じゃなくてラッシーがベストマッチかも。
ラッシーって簡単に作れるし、おいしいし、気に入ったので
今後はいろいろ登場させよう。
牛乳、ヨーグルト、お砂糖をハンドミキサーで混ぜるだけだし
マンゴーとかフルーツを凍らせて入れてもおいしそう。
きいちのごはん、特別なお料理は全然出てこないけど
ひかれるのは、やっぱり「昭和」な縁側の雰囲気だからかな。
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