コーヒーと恋愛/サニーデイ・サービス ”喫茶店で飲むコーヒー”
香ばしい香り薫れば ほろ苦い恋にも似ていて
あわてるとちょっと熱いよ ゆっくり腰を落ち着けて
風に乗って香り高く 苦い涙ほろほろと
喫茶店の窓辺から花咲く朝の通りへと
コーヒーと恋愛が共にあればいい
コーヒーが大好きです。
なので、サニーデイ・サービスの2ndアルバム「東京」から「コーヒーと恋愛」。
大好きなアルバムの大好きな曲。
サニーデイの曲を聴いていると、無性にコーヒーを飲みたくなる。
こういう、ちょっと肌寒くなった夜なんて、最高にそんな気分。
お外で飲むなら、カフェじゃなくって、喫茶店。下北沢とか、神保町とかの。
カップのふちすれすれにたっぷり入ったのが好きだな
クリームをちょいといれたら白いらせんを描きだす
わたしは、カップのふちすれすれじゃなくって
マグカップにたっぷり入ったのが好きだな。
家でコーヒーを淹れるときは、いつもマグカップ。
お客さまが来たときは、コーヒーカップ。ちょっとよそゆき。
近所にあったコーヒー豆のお店が移転してしまって困っていました。
コーヒー豆は新鮮なのが一番。高くなくても、焙煎したての豆がなによりおいしい。
だから100gづつ、なくなりそうになったら買い足す、という買い方なので
近所の安くて、ていねいなお店はとても気に入っていたし、便利だったのだけど。残念。
なので今は南蛮屋さんというお店で買っています。
値段もお手ごろだし、味見もさせてもらえます。
豆は、ペーパードリップで淹れているので、少し細かく挽いてもらっています。
お湯をそうっと注いで少し豆を蒸らすのですが、新鮮な豆だと
お湯を注いでしばらくすると、むくむくと膨らんでいくんです。
サニーデイの曲を聴きながら、ゆっくりコーヒーを淹れて飲んだりするのに
ぴったりの季節になってきました。
ココアだったり、ロイヤルミルクティーだったり、コーヒーだったり、
飲むまでの手順が多い飲みものが、なんだか好きです。
娘さんたち気をつけな コーヒーの飲み過ぎにゃ
それからコーヒーで思い出すのは、やっぱりジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」。
DVDも持っているのに、映画館でかかっているのに気づくと、絶対に足を運んでしまう。
11話のオムニバス。全てに共通するのはコーヒーと煙草。
そしてさまざまなふたり(あるいは三人)のとりとめのない、特別でないシチュエーションでの会話。
そのとりとめのない、特別でない中の、言葉や表情に、ふっと一瞬、心が揺れる。
淡々とした(あるいはちょっとふざけた)会話が延々と続く映画なのだけど、
観終わって、ちょっといい感じの喫茶店でおいしいコーヒーを飲んだら
その日一日が、とても豊かで充実した時間を過ごした気分になれる、とても好きな映画。
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