2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は自分でお料理をしていないので「番外編」です。 友人に「きっと好きそう」とすすめられて読んだ、この「悶々ホルモン」。 いわばホルモンのガイドブックに分類されるのでしょうが ただのガイドブックに非ず。著者佐藤和歌子さんのホルモンに対する 熱…
春樹さん4作目の長編。「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」での出来事が 交互に語られる、パラレル・ワールド。 そしてこの小説は、わたしが今、図書館司書であることの、ちょっとしたきっかけになった物語でもあります。 「どうして図書館…
見上げた空は高くて だんだん手が冷たいの キミの温度はどれくらい 手をつないで歩くの Perfumeの2nd ALBUM「GAME」に入っている「マカロニ」という曲。 最初は「マカロニ」の前の、「チョコレイト・ディスコ」という曲がとっても好きで そればっかり聴いて…
最近、懐かしいカレーを食べました。 とても小さな窓のそばで 僕らは凍える 笑顔のままで カレーの香りは君と同じで やさしくて小さくて忘れてしまいそう くるりの3rdアルバム「TEAM ROCK」の中の1曲。「カレーの歌」。 打ち込みがどうとか、リリース当時は…
この絵本は、大人になってから出会った本です。2003年に出版されました。 タイトルに惹かれてたまたま図書館で手にとったら、表紙のパンの絵がとってもおいしそう。 作者を見ると知らない名前だったけれど、訳は作家の江國香織さんによるものでした。 江國さ…
以前にジュテームスープを作った「食堂かたつむり」ですが、今回はフルーツサンド。 このお料理のエピソードは少しかなしくなってしまうもので、 結局このフルーツサンドは物語の中で、お客さんに食べてもらうことはなかったのだけど とてもおいしそうだなあ…
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。 五月と十二月という二篇からなるこの不思議な話との出会いは、小学生のころの国語の教科書。 大好きな宮沢賢治の、大好きな作品です。 二疋(ひき)の蟹(かに)の子供らが青じろい水の底で話てゐました。 『ク…
あけましておめでとうございます。 三が日も過ぎて、ようやくおせちも片づいてきたころでしょうか。 我が家は残すところあと昆布巻きと松前漬のみとなりました。 もちろんおいしいんですけれどね、おせち。炭水化物はほぼおもちとなると なんだか胃ももたれ…