おせん/きくち正太 ”素麺のぶっかけゴマ油風味”

遅い梅雨の前に、夏のような青空の広がる暑い日が続いています。
こんな日には冷たい素麺を食べたくなります。

「おせん」9巻より、夏バテ防止はこの一品、ということで
夏の暑さもふっとばす素麺さんのぶっかけゴマ油風味。
おせんさん曰く、あっちっちの焙じ茶と一緒に。



調理法はいたってシンプル。
たっぷりのお湯で気持ち芯に白い筋が見えるくらいで強火にして、
吹きこぼれそうになる寸前で麺をザルにあげます。
そのあとたっぷりの水でぬめりを取ります。
キーンと冷えた麺をお椀によそってゴマ油と醤油で合えるだけ。
たっぷりのおかかの上に、たっぷりのネギと茗荷。
シンプルなお料理だけに、おいしいゴマ油を使いたいです。

水気は切りすぎるともったりとしてしまうので
軽く切る感じでいいような気がします。
めんつゆで食べる素麺に飽きた夏にもよさそうです。

あっつい焙じ茶ゴマ油をすっきり流してくれて相性ばつぐん。
わたしは焙じ茶のお茶うけにいただきものの南紅梅の梅干しを。
さらに口がすっきりです。

おせん (其之9) (イブニングKC (95))

おせん (其之9) (イブニングKC (95))