マカロニ/Perfume ”マカロニ ぐつぐつ溶けるスープ”

見上げた空は高くて だんだん手が冷たいの
キミの温度はどれくらい 手をつないで歩くの



Perfumeの2nd ALBUM「GAME」に入っている「マカロニ」という曲。
最初は「マカロニ」の前の、「チョコレイト・ディスコ」という曲がとっても好きで
そればっかり聴いていたら、必然的に「マカロニ」まで聞くことが多かったわけです。
で、なんで「マカロニ」ってタイトルなのかなあ、と歌詞を聴きながら聴いてみると

あきれた顔がみたくて 時々じゃまもするけれど
大切なのはマカロニ ぐつぐつ溶けるスープ


マカロニが入っているスープのことだったんだ。おいしそう!ということで、今回はマカロニスープ。
Perfumeみたいなふわふわしたかわいい女の子が作りそうな、かわいいスープを目指すことに。
というわけで、今回の主役はマカロニ。そしてビーツです。



マカロニはわたしが子どもの頃、よく母が使っていたABCマカロニ。まだあったんですね!
これはかたちがかわいくて、大好きで、ポテトサラダにいれたり、スープにいれたりしてくれてました。



ビーツを使ってみたのは、女の子らしいかわいいスープならば、思い切ってピンク色にしたかったから。
トマトやニンジンだとオレンジ色になってしまうから、ピンクにするならビーツしかないかな、と。
でも、実は初めてつかう食材。今回は、ビーツの水煮缶を使ってみました。



開けてびっくり!こんな色なんです。ピンクと言うか、ワイン色。
ビーツっていうのはサトウダイコンの変種だそうで、赤カブみたいなかたちをしています。
煮込みや酢漬けに使うらしく、代表的なお料理はロシア料理のボルシチ
あの赤色は、ビーツの赤だったんだ。そのまま食べてみましたが、確かに独特な甘み。
特徴のある匂いがしますが、味はあまり主張しなくて、甘いカブという感じ。それほどクセはないので扱いやすそう。


スープはポタージュスープにしてしまいます。いたって簡単に、玉ねぎをバターでよく炒めて
じゃがいもを入れたら、ビーツの水煮缶は汁ごと全部入れます。固形ブイヨンも。
じゃがいもが柔らかくなったら、ブレンダーで攪拌したあと、好みの色と固さになるまで牛乳を入れます。
そこにABCマカロニを入れて、最後に塩で味をととのえてできあがり。



かわいいピンクのスープになりました。お…、乙女だなあー。照れちゃうくらい乙女チック(笑)
ハートは生クリームを浮かべました。このやり方もいたって簡単で、丸く生クリームを落として
竹串みたいな先のとがったもので、上から下に、一本線を引くだけ。



なんとなく、かたちが作りやすくなるかな、と思って、生クリームはほんの少し泡立てました。
見た目はびっくりしちゃう色だけれど、かすかにビーツの独特な風味も感じる
バターのコクもしっかりした、ほんのり甘いポタージュスープです。
バレンタインデーとかに出てきたらかわいいかもしれないですね。
PVみたいに冬の寒い日にお散歩でもして、カラダが冷え切っちゃったら
照れて言葉にできないいろんな気持ちを、スープに溶かして一緒に食べちゃえば
気持ちもカラダもあったかくなって、きっと、いいよね。


手と手をつなぐときにも そっと深呼吸をする
そんな空気もいいよね やわらかいよね


わたしが「マカロニ」のCDジャケットを作るとしたら、こんな感じ?ちょっとポップすぎるかな。



今回のお料理は初めての食材だったし、曲のイメージだけでレシピを考えたり、
わたしなりにいろいろ冒険できて、作るのが本当に楽しかったです!


おまけに、せっかくなんで、チョコレイト・ディスコ、コ、コ☆



そして、チョコつながりで、昨日スパイラルマーケットで買った、かまわぬの手ぬぐいです。
パッケージがかわいくて、しばらく使えそうにありません。



GAME

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