深夜食堂/安倍夜郎 ”赤いウインナーとたまごやき”


「これ、好きそうだよ」と教えてもらった漫画「深夜食堂」。
こんな風に友だちにおすすめ本って結構多くて
そういう場合、大体お酒が出てきたり
オシャレなお料理より、素朴、はたまた、場末感のある漫画だったりする。
わたしってそういうイメージなんだろうか?と
少し複雑な気分にもなるけれど、実際好きだから文句は言えません。
でも、「深夜食堂」は小林薫さん主演でドラマ化されていたし
やっぱりすごく、こういう場末感とB級感が好きなひとって
たくさんいるんだな、と妙な連帯感を
見知らぬ誰かに勝手に抱いている不思議。


深夜食堂」こそ、再現しやすい簡単お手軽お料理がたくさんあるけど
意外と普段あんまり作らない取り合わせで
「食べたらどんなだろう?」ってお料理が多い気がします。


でも、今回は第1巻1話目の「赤いウインナー」。
ヤクザの竜ちゃんが注文する赤いウインナーと
二丁目のゲイバーの小寿々さんが注文する玉子焼き。



赤いウインナーってあんまり売っていないんだけど
このあいだ、近所のスーパーで見つけました。
あの赤い着色料が身体に悪そう、って思ってたけど
最近の赤いウインナーは自然由来の着色料を使っているようです。
健康志向のこの頃はそういう風にしないと売れないんでしょうね。
でも身体に悪そうなものを食べたくなるジャンクフード症候群って
たまになりませんか?わたしはたまになります。



タコさんの形にするならやっぱり足は8本で。
深めに包丁を入れると足が開いて、タコっぽくなります。
でも漫画みたいにクルンと丸まるようにはできなかったです。


玉子焼きは、今回は玉子を2個。白だしをのばして
お砂糖は多め、みりんを少し。



なんか懐かしいお弁当のおかずみたいになりました。
これでおにぎりかなにかあれば、最高です。


そういえば、大阪に行ったときに連れて行ってもらった飲み屋さんに
赤いウインナーがメニューにあって、ぐっときました。
簡単な料理だけど、ひとに作ってもらうとおいしいのってなんでだろう。

深夜食堂 (1) (ビッグコミックススペシャル)

深夜食堂 (1) (ビッグコミックススペシャル)