バムとケロのにちようび/島田ゆか　”雨の日おやつのドーナツ”

絵本に出ててくる食べものって、なんであんなにおいしそうなんでしょう。
ぐりとぐらのカステラ。
からすのパンやさんのパン。
ちびくろさんぼのホットケーキ。

今回は「バムとケロのにちようび」から山盛りドーナツです。
サッカーもすなあそびもできない雨の日曜日、
たいくつしているカエルのケロちゃんのために
犬のバムが作るたーっくさんのドーナツ。

バムとケロ、ずいぶんたくさん作ったね。
わたしも山盛り感を出したかったので材料は１６個分！

薄力粉：３２０ｇ
ベーキングパウダー：小さじ２
バター：５０ｇ
グラニュー糖：１００ｇ
塩：少々
卵：２個
牛乳：大さじ２
バニラオイル：少々

こんがり、さくさくの素朴な味のドーナツ。懐かしいです。

ドーナツにミスドのオールドファッションみたいな割れ目を入れるために
揚げる前に竹串で溝というか切り込みを入れます。
ちょっと、ひと手間で、おいしそうに仕上がります。

（あれ？ドーナツの穴の向こうに、我が家のいたずらぼうずが！）

チョコレートでコーティングしたり、アイシングをしたりしても
かわいくおいしくなりそうです。

子どもの頃、台風や大雨でお外で遊べない日には
よく母がクッキーの生地を作ってくれました。
兄と姉と一緒に、クッキーを好きな形に抜いたり、作ったりして
焼いて食べるのは、雨の日の楽しみなイベントでした。
この絵本を読んだとき、あ、同じだ！とうれしくなりました。

ドーナツといえば、村上春樹さんの作品にもよく出てきますね。
ドーナツとコーヒー。とってもしあわせなおやつです。