おせん/きくち正太”パパイヤで煮込むラフテー”
やっぱり、暑い季節には暑い地方のお料理が食べたくなります。
大・大・大好きな沖縄料理もそのうちのひとつで、チャンプルーやらラフテーやらを
冷たいオリオンビールや泡盛で、って考えただけでも幸せ。
なので沖縄が舞台の「おせん」9巻は大のお気に入り。
どれもこれも食べてみたいお料理ばかり。だけどなかなか手に入らないのが沖縄の食材。
ミーバイだとか、ギーラ豆腐(シャコ貝の白子)なんかは
絶対に手に入らないだろうなあ、と思うけれど、これはできそう!と思ったのがラフテー。
ラフテー大好きなので、たまに作ったりするのだけれど
今回は一升庵特製、パパイヤで煮るラフテーです。
おせんさん曰く、
”半日ほど下ゆでして脂を抜いた島豚さんを泡盛さんと醤油
それに砂糖のかわりに豚肉がかくれるぐれえ完熟のパパイヤさんを
どっさり入れてことこと4時間ばかし”
とのこと。
というわけで、完熟パパイヤ。
パパイヤってデザートに食べるためとかでも自分で買ったことなかった、はじめて購入した食材。
で、それを半日ほど下ゆでした豚肉、とのことですが
ここは時間短縮してしまい、圧力鍋で下ゆでをしてしまいました。
葱の青いところと、生姜を一緒に入れて、圧力がかかってから中火で20分。だいぶ柔らかくなります。
次に、泡盛、お醤油と昆布とかつおのだし汁と、パパイヤをかぶるくらい。
ううーん、おいしそう。
パイナップル同様、パパイヤにもお肉を柔らかくする酵素があるようで
これは柔らかいラフテーが期待できそう。
時間を計っていなかったけれど、多分4時間近くは煮込んでいたと思います。
ラフテーを作るときに、どうしてもいつも煮込みすぎて形が崩れてしまうのだけど
今回はなかなかうまくいったように思います。
そして、パパイヤ効果なのか、お肉もおはしで触れるとほろりと崩れるくらいの柔らかな仕上がり。
味はというと、お砂糖を全然使っていないのに、甘みは十分で
確かにいつもより、甘みがさっぱりとしていたように思います。うん、これは本当に美味しいです。
手に入るときは、お砂糖のかわりにパパイヤで煮るのもいいなあ、と思いました。
沖縄で島のお料理とお酒を、たらふく味わいたい!と沖縄シックになってしまいました。
- 作者: きくち正太
- 出版社/メーカー: 講談社
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