ポテト・スープが大好きな猫/テリー・ファリッシュ作・バリー・ルート絵・村上春樹訳”ポテト・スープ”

村上春樹訳ということで、手を取った絵本です。
原題は”The Cat Who Liked Potato Soup”。
春樹さんは安西水丸さんの絵で絵本を出版していますが、それも猫の話。
本当に猫が好きなんですね。

というわけで、今回作るのはもちろんポテト・スープです。
テキサスの田舎にすむおじいさんと、一匹の猫のこじんまりとした生活のなかの話です。

この猫の好物は、おじいさんの作ってくれるポテト・スープでした。
それもおじいさんが、この雌猫を気に入っている理由のひとつです。
でもそんなそぶりは、ほとんど見せません。

お庭でのんびりスープを飲むシーンが、とてもすてきです。

実はここ数日、今年の暑さで我が家のペコ（犬）が体調を崩してしまい
昨日もおとといもごはんを食べなかったので、ペコにもポテトスープを作ってあげることにしました。

犬も食べられるスープとなると、ほとんど味付けができないので
まず、じゃがいもを味付けをしていないお水でやわらかくなるまで煮て
ブレンダーでなめらかにして、牛乳を入れます。ここまでがペコさん用です。一足先に、味見していただきました。

もう食べてもいいですか？の顔↑

（いただきますっ！）

（・・・・・・）

ポテト・スープが大好きな犬です（笑）

ポテトと牛乳、お気に召していただけたようです。

そのあと人間用に味付けを追加。
別のフライパンでバターでたまねぎをじっくり飴色になるまで炒めたものを、スープに入れます。
固形のコンソメと塩も少々。もう一度ブレンダーでなめらかになるまでかき回します。
それにしても、ブレンダーって本当に便利です。お鍋の中で、ポタージュが簡単にできちゃって
濾したり、ミキサーに移し替えたりしなくてよくて、本当にらくちん。
ちなみに我が家はクイジナートのブレンダーです。

まっしろなスープもきれいですが、パセリを散らしてできあがり。