花のズボラ飯/久住昌之(原作)・水沢悦子(漫画)”シャケトーとピザトーストのシャンチョビ味”

花のズボラ飯」は本屋さんで平積みになっているところを見かけては
なんとなく表紙の絵を見てスル―していたマンガだったのですが
王様のブランチのブックコーナーで取り上げられているのを観たら
なんと、原作は久住昌之さん!そうですか、そうだったのですね。
久住さんといえば「孤独のグルメ」をはじめ、「中学生日記」だとか名作揃い(笑)
久住さんは”久住昌之”以外にも、泉晴紀氏との共著で”泉昌之”名義だったり
弟の久住卓也氏との共著で”Q.B.B”名義で本を出したりしています。
ちなみに最近では「食の軍師」で笑いました。
それなら読まなきゃ!と早速読んでみたら、画は違えども中を開けば久住ワールド満載でした。



「ごはんが無いチンゲール!!」って(笑)
で、一話目はごはんがないけど炊いてる時間も待てないときの創作料理。



今回の救世主は鮭フレークでした!



ちなみにわが家では、鮭のアラが安く売っているときに買ってきて
レンジでチンして、骨を外して身をほぐして、さらに塩や胡麻を混ぜて水分がある程度まで飛ぶまで
レンジで加熱して作る、お手製鮭フレークです。
というわけで、この手の鮭フレークはひさしぶりに買いました。懐かしいこのサーモンピンク!



ズボラ飯というだけあって作り方はいたって簡単。
鮭フレークを、悪のカロリー軍団の手下ことマヨネーズを混ぜて、パンに塗ってトースターで焼くだけ。




鮭のトースト、「シャケトー」のできあがり☆
なかなかにいいビジュアル!サーモンピンクと焦げたマヨがおいしそう!
食べてみると、パンと合わせても全く違和感なくおいしいです!
でも、鮭フレークには意外と塩気が多かったようで、鮭配分が多すぎたようで
ちょっとしょっぱすぎてしまいました。あんまり入れすぎない方がいいようです。
ツナマヨより脂っぽさもなくて、色もかわいくて、なかなか良いかもしれません。
サンドイッチの具にしてもいいんじゃないかな。


続きまして「ピザトーストのシャンチョビ味」。



ピザソースを塗ったパンの上に、千切りのキャベツ、とろけるチーズをのせます。
ようはピザトーストなんですが、ハムとかサラミがなかったので代用として鮭フレーク登場。
鮭フレークをアンチョビの代用とするこの強引さ。で、「シャンチョビ」味(笑)




見た目はなんかイケてる風です。食べてみると、うん、ピザトースト。ふつうに(笑)
鮭フレークが控えめ過ぎたのだと思うのですけど。



花ちゃんはとってもおいしそうに食べてます。
でもこれはですね、おいしくないわけでは決してないのだけれど、正直、鮭フレークなしで成り立ちます。
ピザトーストには鮭フレークなしでオッケーです!
むしろキャベツの千切りが新鮮。わたしだったらオニオンスライスのせるかな。あとピーマンとか。
キャベツの千切りは、焼くと結構しんなりするので、もうちょっとザクザク切った方がおいしそう。
ま、でもない場合のズボラ飯なので、常備してある野菜を適当に刻んでのせてもおいしいよ、
っていうことに気付くことに意義あり!なズボラ料理なのでした。


あ、あと単行本持っている人はカバー外してみましょう。
楽しいオマケがあるのです☆


花のズボラ飯

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