のだめカンタービレ/二ノ宮知子”千秋先輩の呪文料理「ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ」”



1巻でいきなり出てきた千秋先輩の呪文料理、
ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ。
カッコよくて、ピアノもバイオリンも、ものっっっすごく上手で
大学の憧れの的、千秋真一。
おまけに料理も上手な千秋様。ステキすぎる。
そして何の因果か(部屋が隣だったから)知り合ったのだめに
食べさせてあげた呪文料理です。
一行丸々使ってしまう料理名が呪文料理と言われるゆえん。
料理名が呪文っぽいから、のだめいわく、呪文料理となりました。



(「のだめカンタービレ」1巻/二ノ宮知子よりコマ引用)


Millerighe alla pannna con i broccoliとは
ミレリーギとブロッコリー入りクリームソースのこと。
あら?日本語にすると、意外と普通(笑)。

材料は4人分で以下の通り。

・ミレリーギ    200g
ブロッコリー   大1株
・無塩バター    適宜
ベシャメルソース 180cc
・生クリーム    60cc
・塩        適宜


まずはベシャメルソースを作っておきます。


ベシャメルソース(1.5L分)
・無塩バター70g
・小麦粉60g
・牛乳1.4l
・生クリーム600cc
・玉ねぎ小1個
・丁字2本

1.鍋にバターを溶かして小麦粉を入れ、焦がさない様に注意しながら薄く色づく
まで炒める。
2. 1 の鍋に温めた牛乳少量を入れ、手早くかきまぜる。
3. 残りの牛乳と生クリームを加え、沸騰したら火を弱め、丁字(ハーブ)を刺
した玉ねぎを入れる。そのまま弱火で20分煮る。
柴田書店 「わかりやすいイタリア料理」より引用

丁字を刺した玉ねぎはこんな感じ。



そして、ブロッコリーを小房に分けて茹でて、
ブロッコリーを茹でた湯でミレリーギを茹でて香りを移します。
バターでブロッコリーを炒め、ベシャメルソースと生クリームを加えます。
ソースが重いときには、ミレリーギをゆでた湯を加え、調節します。
茹であげたミレリーギとソースを合わせ、塩で味を調えます。



ブロッコリーだけなのに、ソースがしっかりしているし
パスタも食べ応えがあるので、物足りなさは一切ないです。
これが自分で作ったのではなく
ステキな男の子に作ってもらえれば、よりおいしくなることうけあい(笑)。
ぜひ、作ってもらってみてください。


ベシャメルソースさえ作っておけば、簡単この上ないお料理。
さらに、手に入りにくいミレリーギさえあれば。



リガトーニペンネのあいだくらいの太さかな。
パスタ自体、大きくて歯ごたえもあるので
しっかり味のソースに合うのではないかと。
残りは今度はミートソース系で食べてみようと思います。


のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

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